今さらながらですが、YOU GOTTA BE Seriesとは何かをご説明したいと思います。
以下、シリーズスタート時の資料の一部です。
企業に属さず、独立独歩で仕事の道を切り開いてきたクリエイターたちが得てきたものとは?
●クリエイターとその仕事
21世紀を迎え、社会や経済をめぐる状況がますます流動的になってきている現在。そこで起こるさまざまな変化に対応しながら、本質においては変わることなく、自らの仕事を第一線の現場で行ないつづけている人たちがいます。しかも彼らは企業などに属さず、インディペンデントな形で、この自らの仕事をマネジメントしている人たちでもあります。自分の力で自分の道を切り開いてきた、そんな彼らのなかから、ここではとりわけクリエイターとしてその仕事に携わる人たちにスポットをあて、それぞれの経験や発想について語ってもらうエッセイのシリーズを2009年5月に創刊しました。
●仕事を通じて得られるもの、生かせること
他のいかなる職業と同様に、クリエイターの仕事に成功のためのマニュアルが存在するということはありません。昨今多くの職場においてスキル・アップの手段とされる公認の資格などが、クリエイターの世界でも通用するとは限らないでしょう。なにより実戦での経験こそものをいうのがクリエイターの世界であるとされるからですが、その一方では従来からの約束事にとらわれない、自由な発想が必要とされる仕事であることも確かです。このシリーズに登場するクリエイターたちは、いずれも独自の経験を積むなかで独自の発想を生かしてきた、それぞれがユニークなキャリアを持った存在であるといえます。彼らの言葉はそれぞれがオリジナルなメッセージとして、読者の前にヴィヴィッドに提示されるものとなるはずです。
●YOU GOTTA BE for the Lost Generation
シリーズタイトルは、1994年の大ヒット曲、デズリーの”You Gotta Be”からインスピレーションを受けています。ポジティヴ・ソングでも知られ、著者のメッセージが、読者にとって突破のてがかりとなり、「You Gotta Be」を得てほしいとの思いを込めました。とりわけ現在の経済状況の中、漂うことを余儀なくされている、20代から30代の「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる人たちに、このエッセイのシリーズが何がしかの力となることを願ってやみません。
4冊の本を是非お手に取ってみてください。