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日本人だけが知らないアメリカがオバマを選んだ本当の理由
オバマ草の根運動
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著者名 |
海野素央 著 |
判型 |
46判 |
頁数 |
301 |
定価 |
1,980円 (本体1,800円+税) |
ISBN |
9784496045134 |
第1刷 |
2009年03月01日 |
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この本の内容
本書は、著者がオバマ草の根運動に参加し、有権者を対象に実施したヒアリング調査やそこで発生したエピソード、オバマ事務所で働く若いスタッフたちの話をベースにしている。タイミングよくアフリカ系アメリカ人のバラク・オバマが大統領候補に名のり、選挙戦に加わった。私は、1992年ワシントンDCにいた。当時は、再選を目指すジョージ・H・W・ブッシュ大統領(共和党)とアーカンソウ州のビル・クリントン知事、テキサス州の富豪ロス・ぺロー(無党派)による3つ巴の大統領選挙戦が繰り広げられていた。私は、ペローの草の根運動に参加した。残念ながら、ペローは途中で選挙戦を降り、また短期間を経て復帰するのだが、以前の勢いを取り戻すことができなかった。それにも関わらず、ペローは無党派の候補として19%を獲得した。この時の経験から、選挙戦を文化が交錯する現場で観察するには、草の根運動に参加することがベストであるという認識を得た。いろいろな面で配慮するべき点もあったが、思いきってオバマの草の根運動に飛び込んだ。 本書が管理職のリーダーシップやコミュニケーションの一助になれば幸いである。若者層のモチベーションの向上になれば、それは最高である。
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この本の目次
はしがき
第1章 オバマ草の根運動
第2章 オバマのリーダーシップスタイルと多様性戦略
第3章 オバマ支持者対ヒラリー支持者
第4章 変革対変革――本当の変革をもたらすのはどちらの候補か
第5章 経済危機対オバマの人格と愛国心
あとがき 今後の展開
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同じ著者の本
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オバマ+コノリーvs.ティーパーティー 海野素央 著 |
価格:1,650円 |
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オバマ再選の内幕 海野素央 著 |
価格:2,420円 |
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著者の情報
明治大学政治経済学部教授。現在、アメリカン大学(ワシントンDC)国際貢献学部(SIS)/ 異文化マネジメント研究所(IMI)客員研究員。著書に、『アジア地域と日系企業―インド・中国進出を考える企業への提言』(同友館, 2008)、『組織文化のイノベーション―組織DNA浸透のための15の戦略』(同文舘, 2006年)、『合併企業のモチベーション管理―組織文化の繭をどう打破するか』(中央経済社, 2005年)、『異文化コラボレーターの仕事―合併はなぜうまくいかないのか』(中央経済社, 2004年)、『異文化ビジネスハンドブック』(学文社, 2002年)、『合併企業と「異文化」』(共著, 学文社, 2002年)、『ネットワーク社会の経営学』(共著, 白桃書房, 2002年)、『日本人の社会心理学』(共著, 人間の科学社, 1998年)がある。
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