現代において、いったん途絶えた綿花栽培及びそれらによる製品開発・販売がまた活発化している。原料輸入に依存しない独自なものづくりを志向するのは、なぜなのか? またこうした製品が受け入れられるこれから迎える社会とはどういったものか? これらの疑問について、大阪における綿花栽培の歴史に始まり、少子化社会における価値の変化を分析した一冊。
第1章 「参加体験コトづくりマーケティング」とは 第2章 人口減少社会が経済環境と価値規範を変化させる 第3章 広がる綿花栽培と製品づくり 第4章 江戸時代から人々に身近な綿花 第5章 綿花栽培による参加体験コトづくりマーケティングの事例 〜サムライジーンズ 第6章 参加体験コトづくりマーケティングの実践
大阪産業経済リサーチセンター主任研究員として、大阪府内の産業や企業に関するリサーチを行う傍ら、全国コットンサミット実行委員事務局として、綿花栽培活動をバックアップしている。中小企業診断士。
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