タイ国内にとどまらず、メコン川流域一帯を市場・製造拠点ととらえ、開発の現状を踏まえ、日本企業の進出事例を紹介しながら、日本企業の当地域への進出方法などを探る。
第1章 セミグローバリゼーション時代のリージョナル戦略としてのタイ+ワンの可能性 第2章 タイ+ワン戦略─日泰クラスターリンケージの可能性 第3章 国境ビジネスの可能性を探る 第4章 地域補完型工業化でラオスは発展する─タイ+ワン・チャイナ+ワンの進化 第5章 新たな製造拠点としてのカンボジア 第6章 日本ものづくり企業における進出国としてのベトナム─進出実態からみたタイ+ワンの可能性 第7章 「タイ+ワン」としてのベトナム
英国オックスフォード大学サイード経営大学院博士課程修了。経営哲学博士。ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院客員研究員などを経て、現職。現在早稲田大学客員准教授。名古屋商科大学大学院客員教授、広島大学非常勤講師などを兼任。専門は経営戦略論、マネジメント・コントロール・システム論。近著に『タイビジネスと日本企業』(共著、同友館、2012年)、『タイの経営・日本の経営』(カナリア書房、2015年)などがある。
Copyright © 2007 Doyukan. All Rights Reserved.