TMS(Total Management System)とは、製造業主体のNPS(New Production System)の領域を超え、あらゆる業種・業態に適用可能なものになるよう工夫された経営改革・改善の一手法である。本書では、TMSに基づく経営改善の進め方を中小企業経営者並びに中小企業支援者に提案し、従業員がそれぞれの特性を発揮し、和の経営を実現させるためのノウハウを提示する。
序章 TMSへの誘い 1 あなたの会社にこんな現象はないか 〜隠れている「鼠の巣」〜 2 なぜ今、TMSなのか 3 TMSとは 4 TOTALの意味 5 本書の構成と要点 第1章 TMS の理論と実践 1 TMSの基本(1):時間管理(リードタイムの短縮) 2 TMSの基本(2):コスト・在庫管理 3 TMS推進の勘所 4 TMS の実践:問題の洗い出しと改善への取り組み 第2章 TMSで築く強靭な企業 1 TMSの進路と指針 2 TMSの完成に向けて 3 企業理念 〜結びにかえて〜 おわりに
多島 睦夫(TMS 研究会代表) 昭和12年栃木県生まれ、昭和36年横浜国立大学経済学部卒業、中小企業金融公庫入庫 平成9年 同公庫理事退任 以降、名古屋中小企業投資育成株式会社専務取締役、株式会社システムコンサルタント代表取締役社長、新資本主義研究会代表世話人等を歴任、今日に至る 上條 信弥(TMS研究会会員、中小企業診断士) 昭和31年東京都生まれ、昭和55年早稲田大学商学部卒業、中小企業金融公庫入庫 平成19年青森支店支店長、平成23年日本政策金融公庫総合研究所所長 平成25年株式会社経営ソフトリサーチシニアコンサルタント 青木 亮一(TMS研究会会員、中小企業診断士) 昭和34年東京都生まれ、昭和57年横浜国立大学経済学部卒業、中小企業金融公庫入庫 平成22年日本政策金融公庫岐阜支店中小企業事業統轄、平成24年中小企業事業本部審査室長、平成26年総合研究所所長
Copyright © 2007 Doyukan. All Rights Reserved.