ホンダは、ユニークな製品づくりにより競争力を発揮してきた会社である。ホンダらしいユニークな製品づくりは、どのような仕掛け、仕組みにより生まれ、継承されているのか? 製品開発に携わった関係者へのインタビューを中心に、そのマネジメントの秘密に迫る。
第1部 ホンダにおける製品開発体制、開発プロセス、組織文化の継承 第1章 ホンダの組織形態とその運営 第2章 ホンダの製品開発プロセス 第3章 「ワイガヤ」を通じた組織文化の継承と人材育成 第2部 本田技研工業株式会社松本宜之専務へのインタビュー
●長沢伸也 早稲田大学ビジネススクール教授。工学博士。1955年新潟市生まれ。1978年早稲田大学卒業。1980年同大学院理工学研究科博士前期課程修了。立命館大学経営学部教授などを経て、2003年より現職。 <主な著書>『ブランド帝国の素顔――LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン』(日本経済新聞社)、『日産らしさ、ホンダらしさ――製品開発を担うプロダクト・マネジャーたち』(共著、同友館)など。 ●木野龍太郎 1970年生まれ。福井県立大学経済学部准教授。専門は生産管理・技術経営など。
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