我が国では、人口減少を背景に市場の縮小が進んでおり、その傾向は今後も加速していくと予想される。そうしたなかで、中小企業が生き残るためには、従来の分野・商圏に固執せず、事業領域を変えていくことが求められる。その際に重要となるのは、いかにして魅力的な市場を見つけ出すかということ。ただし、企業の置かれている状況によって、目指す市場は異なる。それを経営者が見つけ出すためには、いくつかの着眼点を知っておく必要がある。
第1章 人口減少時代の到来 第2章 人口減少により消費はどう変わるのか 第3章 人口減少時代の新市場開拓 第4章 ターゲット事業の選択 第5章 マーケティング・ミックス 第6章 まとめ 事例編 (1)全国を商圏とするクリーニング店〜(15)呼子の活イカを広め地域を支える
民間金融機関の取り組みを補完し、事業に取り組む方々等を支援する政策金融機関の研究部門。経営者や家族だけで稼働する生業的な企業から株式上場を目前にしたハイテクベンチャー企業まで、さまざまな中小企業を研究対象とし、アンケート調査やヒアリング調査など多くの中小企業をお客さまとする日本公庫ならではのフィールドワークを基礎に、専門性・独自性・先進性に富む研究活動を展開している。
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