社会が豊かになるにしたがって、産業構造が第一次産業から第二次産業、そして、現在は第三次産業が主体となり、労働力構成比も70%を超えている。そうしたなかで物理的な実体があるモノ(製品)の消費からサービス(用役)の消費へと社会が変化している。「サービス・ドミナント・ロジック」など最近の考え方も踏まえ、サービス経営学とは何かを学ぶテキスト。
第1章 サービス経営学の課題 第2章 サービス企業の成長と革新のプロセス 第3章 サービス・イノベーションの展開 第4章 サービス企業の経営戦略(1)理念戦略 第5章 サービス企業の経営戦略(2)成長戦略 第6章 サービス企業の経営戦略(3)競争戦略 第7章 サービス企業のビジネスモデル(1)戦略実現の仕組み 第8章 サービス企業のビジネスモデル(2)価値創造のプロセス 第9章 サービス企業の組織マネジメント(1)組織デザインと組織文化 第10章 サービス企業の組織マネジメント(2)モチベーションとリーダーシップ 第11章 サービス企業の人財マネジメント 第12章 サービス企業のナレッジ・マネジメント 第13章 サービス経営学の未来
●寺本義也 名古屋市出身の経営学者。専門は、経営戦略論、経営組織論など。ベストセラーとなった歴史研究と組織論を組み合わせた旧日本軍に対する学際的研究『失敗の本質』(中公文庫)の著者のひとり。 ●中西 晶 東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。現在は明治大学経営学部教授。専門はナレッジマネジメント。主な著書に『マネジメント基礎力』(NTT出版)、『高信頼性組織の条件』(生産性出版)など。
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