経済学は難しくない!独立中小企業診断士でベテラン講師だから語れる本当に「使える」経済学。「あなたもこの1冊で経済通になれる!」 この本は、主に以下のみなさんを対象としています。 ・既に診断士に合格しているが、ほとんど経済学を理解できておらず、自身の観点の1つとして使えていない方 ・診断士試験の勉強をしているが、さっぱり経済学が分からず困っている方 ・一般のビジネスパーソンの方で、日経新聞を読んでも、専門性が高すぎたり、人によって意見が違ったりしてちんぷんかんぷんで、世の中の動向がいまいち読めない方 本書のセールスポイントは、次のとおりです。 ・診断士やビジネスパーソンにとって本当に必要なものに絞っている ・細かい説明はさておき経済のイメージをつかむことを最優先している ・日常で使える経済学の知恵を盛り込んでいる ・普通のテキストや入門書にはない実際の経済のトピックを盛り込んでいる。 大事なことは、経済学は社会現象、所詮は人間行動の研究にすぎませんから、理論の背景には必ず人間らしい欲望があるということです。ややこしいモデルもそのベースにあるのは単純な理屈だったりします。肩肘をはらず、ぜひ気軽に読んで頂きたいと思います。(はじめにより)
第1部 経済学的思考とは何か? 第1章 経済学を学ぶ意義 第2章 経済学的な観点 第3章 経済成長はなぜ必要なのか? 第2部 ミクロ経済学編 第1章 市場価格の決定 第2章 市場価格の変化 第3章 余剰分析 第4章 規制の効果 第5章 課税の効果 第6章 自由貿易の効果 第7章 市場の失敗 第3部 マクロ経済学編 第1章 GDP の決まり方 第2章 物価 第3章 マクロ経済政策の全体像 第4章 財政政策 第5章 金融政策 第6章 成長政策 第7章 開放経済 第8章 ミクロ経済学のマクロ経済学への応用 第4部 経済学の生かし方・学び方 第1章 日本経済の状況・方向感を探るために 第2章 経済学の考え方を意思決定に生かす 第3章 中小企業診断士試験に向けて 第4章 今後の学習に向けてのオススメ本
三枝 元(サエグサ ゲン) 中小企業診断士。 1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。大手メーカーの法人営業を経て12年間にわたり(株)TACで中小企業診断士試験対策のテキストなどの教材執筆および教室講義を担当。2015年に独立し、診断士受験指導のほかに、企業研修、ビジネスセミナー、企業支援に当たっている。
Copyright © 2007 Doyukan. All Rights Reserved.