強い組織を生み出す原動力は、何といっても、社員一人ひとりの自立した思考や行動に尽きます。ですが、実際には、リーダーの思い描く理想の姿とは、大きくかけはなれてしまっている現実があるのではないでしょうか。「なぜ経営者が伝えることをなかなか理解してくれないのだろうか?」、「どうしてこの一生懸命さが伝わらないのだろうか? 自分と同じように社員も頑張ってくれないのだろうか?」など、世の多くの経営者たちは、そのように考えては、不満を抱いたり、自分を悲劇のヒーロー/ヒロインとして扱ってしまいがちです。しかし、はっきり言ってしまえば、そもそも従業員は経営者ではないのですから、経営者と同じような視点ではなかなか物事を理解できません。そうしたことを前提にすると組織を自立的な成長へ向かわせることのできる気づきは、コントロールフリーな状態でこそ生まれるものとなります。そして、そのためには、いかに社員を信頼し任せられるかがポイントとなります。 机上の空論ではなく、自身も経営に携わり、且つ様々な会社と多くのビジネスマンに関わって来た結果、導き出された真実と人が活きるマネジメントのコツを、現役経営者であり組織と人材開発のプロでもある我々がお伝えします!
第1章 がんばるマネジメント 第2章 がんばらないマネジメント 第3章 疲れないマネジメント 第4章 疲れない技術 第5章 疲れないチームづくり 第6章 憑かれないリーダーシップ
1948年創業、70年を超える歴史を持つ鉄鋼問屋4代目の現役社長。6割売上がダウンしたリーマンショック直後に社長に就任、最悪の状態から売上4倍、従業員数も4倍に成長、増収増益を続けている。現在は事業の多角化を進め、6事業3社の代表取締役を務める。一般財団法人 日本コンサルタント協会 公認コンサルタント。一般社団法人 日本プロセラピスト養成協会 心理セラピスト。
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