就職支援現場に立ち、若者を見てみると知識は多いが、自己を相対化することにより、自己課題の発見ができる若者が非常に少ない。そうした現状に対し、本人の考え方次第で改善できる「一生モノ」の考え方における技やコツを提供するもの。得られた情報が陳腐化しても、自分の頭をフル稼働させ、正確に仕事をこなす、または困難な課題にも向き合うとことができるようになる。
序章 「一生モノ」の考え方を身につけよう 第1章 「正確」にこなそう(=完璧力) 第2章 健全な社会性を身につけよう(=社会ルール順守力) 第3章 コミュニケーションのマナーを知ろう(=対人力) 第4章 主体性を発揮しよう(=自分事力) 第5章 効果的な伝え方を活用しよう(=発信力) 第6章 成果をあげるための思考のコツ(=自立的思考力) 第7章 最後までやり抜こう(=耐力) 第8章 10年間をデザインしよう(=キャリアデザイン力)
聖徳大学 聖徳ラーニングデザインセンター 講師、成蹊大学 教養カリキュラム非常勤講師。 青山学院大学大学院法学研究科公法専攻博士前期課程修了。1990 年、社団法人日本能率協会(分社後は株式会社日本能率協会マネジメントセンター)に入職。20年に渡り、ビジネスパーソン向けの教材・プログラム開発、講師の育成等に従事。その後、独立し2011 年、株式会社ナレッジ・ジャパン取締役として、代表の松澤宏一氏とともに、研修事業を展開。同年、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に入社し、大学のキャリア教育、就職支援、および若年未就職者支援事業に従事。現在はキャリア教育のなかでも、特に高校から大学、大学から社会・仕事への接続など、移行時の円滑な接続に向けての支援、研究に取り組んでいる。
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