本書は近年その重要性を高めつつあるアジア新興国市場に焦点を合わせ、経営戦略、管理会計、マーケティング、ファイナンス、中小企業論などの研究分野から、それぞれの切り口で新興国ビジネスと日本企業の関係について論じたもの。
第1章 新興国におけるブランド構築 第2章 タイ及びCLMV市場の金融サービスビジネス 第3章 タイのセブン-イレブンとチャロン・ポカパン・グループの戦略 第4章 ASEANで戦う日本企業の今日的戦略論点 第5章 メコンビジネスと日本中小企業 第6章 日本企業とアジア新興国市場
英国オックスフォード大学サイード経営大学院修士課程修了。経営哲学博士。ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院客員研究員などを経て、現職。現在早稲田大学客員准教授。名古屋商科大学大学院客員教授、広島大学非常勤講師などを兼任。専門は経営戦略論、マネジメント・コントロール・システム論。近著に『タイビジネスと日本企業』(共著、同友館、2012年)、『日本企業のタイ+ワン戦略』(同友館、2015年)などがある。
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