ダイエー、ロッテ、オリックス・・・球団経営に携わること30年。 プロ野球とは「複合ビジネス」だ、と語る著者・瀬戸山氏の、挑戦の軌跡と、野球ビジネス論。 チームと球団のためにさまざまな業務に従事する、背広組― 「フロント」。 スポーツビジネスのみならず、裏方として主役を支えている、すべての人々に読んでもらいたい。
第I部 軌跡 ダイエー・ロッテ・オリックス フロントとして歩いた30年 1章 ダイエー編 2章 ロッテ編 3章 オリックス編 第II部 野球ビジネス フロントとしての矜持、球団経営のこれから プロ野球フロント論 球界再編騒動―プロ野球界が問われた 3人のリーダー 球団と球場 一体化改革 もう一つのプロ野球、「独立リーグ」という挑戦 NPBへの提言―プロ野球の「土台」が問われている 王貞治さんのこと
お詫びと訂正"(2021-10-04)" 『現場を生かす裏方力』に下記の誤りがありました。 お詫びして訂正致します。 158ページ 最終行 (誤) HPBのコーチや監督に転身する者もいる。 (正) NPBのコーチや監督に転身する者もいる。
1953年、神戸市生まれ。大阪市立大学卒業後、77年にダイエー入社。88年、南海電鉄からの南海ホークス譲受を担当し、福岡ダイエーホークス設立とともに同社に出向する。93年に球団代表に就任、96年からは球団本部長、一時離脱後、99年から再び球団代表を務める。99年、2000年、03年にパ・リーグ優勝、99年、03年に日本一、00年には「ON対決」を経験する。04年、千葉ロッテマリーンズに入社し、球団代表、球団社長などを歴任。05年に、31年ぶりのパ・リーグ優勝と日本一を、10年には「下剋上」による日本一を達成する。04年の球界再編騒動時には、日本野球機構(NPB)選手関係委員会委員長としてプロ野球選手会と交渉する。12年、オリックス・バファローズ球団本部長補佐に就任し、球団本部長などを歴任。現在、株式会社中部衛生検査センター相談役、千葉商科大学客員教授などを務める。
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