中小建設業に勤めてきたものから見る中小企業論。建設業が業種、業態が多種多様で相互の関係が複雑な統合産業であること、また典型的な受注産業、重層下請産業としての特徴を考察する。昨今話題となることが多い、建設就業者の高齢化と人材不足の現状から、女性技術社員活用と外国人労働者の活用などにも言及している。
第1章 建設産業のしくみと中小建設企業 第2章 中小建設業が抱える諸問題 第3章 わが社の経営戦略 第4章 永続的な発展に向けて
1949年生まれ。法政大学法学部卒業。首都大学東京大学院社会科学研究科博士前期課程修士。現在内野建設株式会社総務部長。主な著書に『会社法174条』(同友館)、『中小企業のための事業承継の実務』(中央経済社)など。
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