戦後の長い期間にわたり日本の経済を支えてきた自動車と電機の二大産業のうち、電機産業にかつての活力は現在では見られない。自動車産業においても、AI技術による自動運転やEV化の進展により、従来のような生産体制は今後大幅な見直しに迫られるだろう。そこで本書は現代日本の企業経営及び産業経済に関する主要な通史を振り返り、そのプロセスと概要を網羅的に理解した上で、企業経営の今後のあり方を検討している。
第1章 産業構造と経済環境から見た戦後の日本 第2章 バブルの形成と崩壊 第3章 現代の日本企業が抱える課題と展望 第4章 国内経済への地方の関わり 第5章 マーケティングにおけるトライアド・ポリシー・フレーム
1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了、専修大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。日本交通公社(JTB)を経て、学校法人慶應義塾で長年にわたり大学行政のマネジメントに従事。非営利組織における経営戦略の立案を数多く手がける。現在、嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授。
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