会社は人間の集まりであり、個々の力の総和が組織の力となり、業績として結果が出る。コロナ禍で一気に進むテレワークなどの働き方改革のなかで、企業は生き残りをかけるために何をしたらいいのか。非常事態における社長の役割を解説する。
第I部 非常事態を直視する〜逃げないで覚悟を決める 第1章 非常事態の発生 第2章 コロナ禍でわかった日本の構造的課題 第3章 非常事態に求められる社長の覚悟と役割 第4章 初めて体感した地球規模の危機感 第II部 非常事態に絶対負けない経営〜三か月で最強の会社にする 第5章 三か月で最強の会社にする経営 第6章 「当たり前の経営」の出発点は感染率を抑えた日本式挨拶から 第7章 人間関係の修復 第8章 非常事態の黒字化はコストの削減から 第9章 ペーパーレス化の目的は改革・改善 第10章 すべては現場!基本の基本「5S」 第11章 IT・AI時代も「ホウ・レン・ソウ」が基本 第12章 ムダのない会議にするためのヒント 第13章 コロナ禍の思わぬ副産物 第14章 テレワークでできる革新の訪問営業 第15章 IT時代の組織の簡素化 第III部 非常事態に絶対に勝つ経営〜変化できる会社だけが生き残る 第16章 組織の原則が抜本的に変わる 第17章 人事評価の見直しと成果主義の導入 第18章 本来のリストラクチャリング 第19章 99%失敗する意識改革も今なら99%成功する 第20章 コロナ禍が残した日本の課題 第21章 IT・AI時代とどのように折り合っていくのか
経営コンサルタント・中小企業診断士。1937年長野県千曲市に生まれる。 早稲田大学商学部卒業後、住友大阪セメント常務取締役、オーシー建材工業社長を歴任し、万年赤字会社を半年で黒字に転換する。退任後65歳で経営コンサルタントとして独立し、現在の有限会社祥を設立。主な著書に『偉くなることをためらうな!本当は面白い戦略的出世術』(同友館)、『儲かる会社は人が一割 仕組みが9割』(ダイヤモンド社)など。 三井住友グループSMBCコンサルティング、日本経営合理化協会、大阪商工会議所他講師。
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