青山学院大学ビジネススクール(国際マネジメント研究科)で行われている人気講座「演劇アプローチ」の内容をもとに、演劇アプローチの解説となぜビジネスに活きるのかを説明する。具体的には王立演劇アカデミーなどで教えられている、他者の視点を獲得するための技法「演劇アプローチ」を実際の舞台俳優が説明し、演劇アプローチで高まる共感性、身体性、即興性の3つの概念をもとに、それが活かされる「コミュニケーション、プレゼンテーション」、「販売、サービス、営業」、「製品・サービス開発、事業開発」、「企業理念や創業精神・パーパスの浸透」、「経営環境の変化への対応」の場面での効用を解説する。それから、実際のビジネススクールの講義と企業研修(NEC担当者へのインタビュー含む)の内容を紹介し、実践例を伝える。
はじめに 第1章 演劇アプローチの理論的背景 第2章 俳優視点からの「演劇アプローチ」 第3章 演劇アプローチと経営力 第4章 「ビジネスへの演劇アプローチ」の実例(1)-ビジネススクール授業編 補章 ビジネスパーソンに知ってほしい演劇のコトバ 第5章 「ビジネスへの演劇アプローチ」の実例(2)-企業研修編 第6章 対談 演劇アプローチは企業経営の場でどう活かされているのか
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