わが国では、戦後、終身雇用、年功序列による賃金システム、年金制度など、国や会社が家計や老後の保障を与えていました。しかし、バブル崩壊以後、これまでのシステムが崩壊、もしくはシステムに対する不安感が高まりつつあります。もちろん、お金に関する事柄も以前は、会社を含めた日本の社会システムが肩代わりしてきた側面があります。したがって、これからは自分自身で考え、意思決定をしなければなりません。本書はそうしたニーズに応えるべく、お金に関するいくつかの基本的知識と考え方の習得を目的として書かれたものです。2019年10月に出た『第三版 ファイナンシャル・リテラシー』の改訂版。
第1章 ファイナンシャル・リテラシーの必要性 第2章 金融消費者の知恵 第3章 時間の価値〜金利の計算〜 第4章 リスクとリターン 第5章 株式について知ろう 第6章 債券について知ろう 第7章 投資信託について知ろう 第8章 社会保障制度 第9章 保険 第10章 税金 第11章 不動産 第12章 贈与・相続 第13章 ライフプランニング
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