中小企業診断士1次試験7科目の突破に向け、できる限り効率的に必要な知識をマスターしていく、そこにウエイトを置いて編集されています。すなわち、7科目という幅広い受験科目の中で試験に出やすい論点を重視し、網羅性や緻密さよりも学習する効率性や最終的な得点に結びつく効果を重視しています。そのため、財務・法務・情報システムのように別の資格試験では、さらに専門性が問われ、詳細な説明が必要とされている部分も、中小企業診断士1次試験に必要な部分だけに的を絞り、それ以外を思い切って削っています。 本書が思い切って網羅性よりも効率性を優先させた分、受験生である皆様の理解度や必要に応じて、本書の空きスペースに書き込むといった「自分の虎の巻である教科書」を作ることをお勧めします。理解への補足説明が必要な際は、知識の補完を本書に書き込むセルフマネジメントを試み、自分の使えるオリジナル参考書にしてください。 本書では、頻出論点をクイックに押さえるため、各論点に頻出度をA、Bでランク付けしています。また、2次試験で問われる論点には「2次」と記載しています。原則として、過去5年間で3回以上を「A」、2回を「B」としています。 併せて、過去2回の1次試験の中で、今後も出題が予想される頻出論点の問題には解答・解説を掲載しました。まずはこの問題から押さえてください。
I 事業開始、会社設立及び倒産等に関する知識 第1章 事業の開始 第2章 組織再編 第3章 倒産等 II 知的財産権に関する知識 第1章 知的財産権全般 第2章 産業財産権 第3章 不正競争防止法 第4章 著作権 第5章 知的財産権に関する契約 第6章 知的財産権に関する国際条約 III 取引関係に関する法務知識 第1章 債権と契約 第2章 外国企業との取引 第3章 各種の契約 IV 企業活動に関する法律知識 第1章 民法 第2章 会社法 第3章 その他の法律 V 資本市場へのアクセスと手続 第1章 資本市場に関する基本 第2章 企業の情報開示 第3章 株式公開手続 第4章 社債の発行
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