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「4割値上げ」で始まる小さな会社の“らしさ”ブランディング
発売予定日:2025年1月
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著者名 |
吉田由佳 著 |
判型 |
四六判 |
定価 |
1,980円 (本体1,800円+税) |
ISBN |
9784496057458 |
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発売前の紹介文
社会情勢が激しく変化する中、小さな会社の経営者は相変わらず「安売り」を続け、苦しみながら経営している。「謙虚は美徳」の教育を受けてきた日本人は、価格を高くつけることに抵抗があり、お客様が喜ぶのは「安売り」だと信じて疑わない。しかし、商品を沢山売っても、経営の苦しさから抜け出せない小さな会社が多いのはなぜか。
それは、「商品価格が安すぎるから」である。
会社や商品価値のブランドイメージが上がれば、商品価格を上げることができると信じてやまない経営者が多いが、それは幻想だ。多くの小さな会社は罪悪感から値上げできない。
この本は、「4割値上げ」から始めるブランディングの実践書。
まずは商品の価格を「4割値上げ」してみる、そこからがスタートだ。じわじわ値上げではなく、4割なのには理由がある。2割が赤字補填や仕入価格などのブレの調整、2割が利益の確保だ。値上げをしたうえで、商品の価値をどう伝えるかを考える。この順番こそが、小さな会社が成功する秘訣だ。
ではどうやって、価格イメージに合った価値を伝えていくのか。その鍵となるのが「エンターテイメント」である。欲しいものはなんでも手に入ってしまう時代、モノで顧客の心は満たされない。人は、モノではなく感情で買う。仕事や生活で沢山のストレスを抱えている消費者は「心を満足させる消費」を求めている。つまり、「お金があるけど疲れている」消費者に、いかに気持ちよくお金を使ってもらうかが鍵となるのだ。
ただの「モノ売り」を脱して、自社“らしさ”を起点としながら、お客様の視点を加えていくことで、“らしさ”を超えるエンターテイメントを生み出す会社になるためには、本書の3つのステップが必要となる。
まずは自社“らしさ”の(1)「棚卸」、そして自社のサービスや商品を最短で理解してもらえる(2)「トリセツ」作り、最後に、お客様の行動変革を促す(3)「発信」だ。ただ一方的に発信するだけではなく、お客様が喜ぶ姿を想像しながらタッチポイントに仕掛けを作っていく。「思いやり」「先回り」「至れり尽くせり」で、知らず知らずのうちにお客様を自社のペースに巻き込んでいくことが重要となる。
多くの中小零細企業の経営者によって磨き上げられてきた本書のワークを一歩ずつ進めていくことで、着実に経営者の意識行動変革をもたらし、三方良し(自社・顧客・取引先)のブランディングを確立させる。小さな会社が生まれ変わるための実践的な一冊。
【こんな人におススメ】
★そこそこ売れているのに、なぜかお金が手元に残らない
★自分や商品に自信が無くて、ついつい安売りしてしまう
★長時間労働しているのに儲からず、仕事をしていて苦しい
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この本の目次
第1章 万人受けをやめる
〜理想のお客様像を見える化しよう〜
第2章 「NO罪悪感」で4割値上げする
〜頑張りすぎないゴールを設定しよう〜
第3章 “らしさ”ブランディングが価値を引き上げる
〜3つのステップでブランドがあなたらしく輝きだす〜
第4章 三方良しのビジネスモデルを「仕組み化」する
〜経営の苦悩から自由になろう〜
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著者の情報
ブランドビジネスコンサルタント
中小企業診断士
東洋大学大学院 非常勤講師
日・米・欧の高級ファッションブランド(DRIES VAN NOTEN、HELMUT LANG)で企画・MD・営業・生産管理などを経験。独立後は、ブランドビジネスコンサルタントとして、国内外の企業や大学などに向けてコンサルティングやセミナーを実施するなど、企業・組織・人を育てる活動をしている。企業支援実績は、製造業、卸売業、小売業、サービス業と幅広く 500 社を超える。ビジネスをブランド化、エンターテイメント化することで、罪悪感なく値上げをして、利益を得る実践的なブランドビジネスは、広く共感を得て、実績に繋がったとの喜びの声が多数寄せられている。
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