「OQ サービスプロフィットチェーンによる競争優位の構築」は、”Ownership Quotient : Putting the Service Profit Chain to Work for Unbeatable Competitive Advantege” の翻訳です。
この本は、ハーバード・ビジネススクールの名誉教授J. L. Heskett先生とW. E. Sasser教授、そしてコンサルタントのJ. Wheelerの3名による著作です。Heskett先生もSasser先生もサービス・マネジメント研究者として有名です。Wheelerさんは、Service Profit Chain Instituteというコンサルティング会社の社長です。おそらく、この本に掲載されているコンセプトを使って企業へのコンサルティング活動を行っているようです。
原著の評判は、アマゾンの書評を見る限り、なかなかいいです。
実は、この本には前作、前々作があります。両署ともに日本語訳が出ています。
The Service Profit Chain (日本語版「カスタマー・ロイヤルティ経営」1998年)
The Value Profit Chain(日本語版「バリュー・プロフィット・チェーン」2004年)
これらを読まれた方は、是非、最新刊もご覧ください。サービス・プロフィット・チェーンの進化型が示されています。また、前作前々作をご覧いただいていない方も、十分楽しめます。例えば、サービス・プロフィット・チェーンについては、コラムで詳しく紹介されています。
4月20日頃に店頭に並びますので、ご期待ください。
黒岩健一郎
前作のバリュープロフィットチェーンは読みました。私のようにサービス業界で働く者にとっては、たいへん示唆に富むものでした。続編、楽しみです。